『図面は絵画』廣瀬拓也建築設計事務所　設計士：廣瀬拓也

Q.友美堂の魅力的なところは？

廣）相谷さんは親近感があって、話やすい所ですね。
技術もあるし、収まりの提案とかもしてくれたり。

Q.設計の仕事に興味を持ったきっかけはありますか?

廣）もともと絵を描く事が好きで。

幼い時に、
実家が出来上がっていく様子を見て
面白いと思いましたね。

幼稚園の時に
みんなで外に小屋を作ったり。
木とか触った覚えもあるし。

友）そうなんですね。
じゃあ、大工への道も
あったかもしれませんね。

廣）そうですね、
特に建築にハマったのは
大学院に入ってからで。

ヨーロッパやインドなど海外に
建物見に行ったりしていました。

それから大学校院の先生に
僕が以前勤めていた職場を紹介されて、
その設計事務所に
バイトに行くようになって、
さらにハマりました。

Q.どういうところに
建築の面白さ
みたいなものを感じますか?

廣）図面を絵だと思ってるんです。
ずっと絵が好きだったから
図面引くと言うより、
”絵を描いてる”
っていう感じかな。

間取りよりも、
まずは形として捉え
そこにお客様のご要望を聞いて
落とし込んでいく感じです。

友）なるほど、面白いですね。

廣）半分芸術的な要素もあるけど、
敷地があって、人がいて、
条件はいっぱい。

だから、面白いと思っています。

お客さんによって全然アプローチが違いますしね。

　Q.お家を設計される時に重視すべき点は？

廣）お客さまご要望を第一に。

周囲の自然にも
配慮したりとかですね。
まず敷地を見て、
近所まで歩いてみたり。

景観とかもありますよね。

できたらその辺から
外観の形を描き、
周りにどう影響があるのか
を考えます。

友）最初から頭の中で
固めているわけではないんですね。

廣）直感系人間なので、
あまり準備しすぎないように
心掛けています。

様子を見ながら

お客さんのご要望と
上手く交わればいいなと。

そこが、頑張りどころですよね。